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山中湖情報創造館 指定管理者による日々の記録です。


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山中湖情報創造館
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山中湖情報創造館
The YAMANAKAKO Library for The People's Creativity.
開館時間: 09:30-19:00

休館日
元 旦 : 1/ 1 (金)
月末休館日:1/29 (金)

山中湖情報創造館 公式
〒401-0502
山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
Tel. 0555-20-2727
Fax. 0555-62-4000

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【研修会】災害に強い図書館にするために

地震や風水雪害よる図書館への被害を未然に防ぎ、発災時における図書館の対応について、実例から学ぶセミナーが開催されます。
※参加したいのだけれど...都合がつかない...※

「第27回 図書館建築研修会」
災害に強い図書館にするためにー事例に学ぶ災害と図書館ー

主催:社団法人 日本図書館協会施設委員会
日時:2006年1月30日(月) 13:00〜17:30
場所:社団法人 日本図書館協会2F研修室
詳細:http://www.jla.or.jp/jlaevent.html

****ただ、気になるのは、被災者としての図書館が、防災/減災について考えるのはもちろん必要なことなのですが、「地域の情報拠点」として、その地域が被災したときに、どのような機能が求められ、対応できるのか。についてを、地域における図書館の役割として考える研修会ならば、何を差し置いても参加したい。

常々考えているひとつに、
ビジネス支援図書館ならぬ、被災者支援図書館という役割もあるのではないだろうか?



そこで...
発災時に、地域住民に対する情報支援を主とする機能を発揮する「被災者支援図書館(像)」を考えてみたい。

[平時(日常)]
・防災意識を高めるための資料の充実
・建物の破損や書架の転倒などによる事故防止の対応
・いわずと知れた「防災訓練」
・情報通信講座(アマチュア無線講座、投光器モールス信号講座、手旗信号講座などなど)
・DIG(Disaster Imagination Game)講座: 災害図上訓練
※これを図書館で行う理由は
 1)地図をベースに市民参加で地域の再発見をする。テーマを災害でもいいし、文化財とか自然とかでもいい。地域の白地図に、どんどんプロットしていくのだ。
 2)図書館で行う理由は、その成果物である地図を保存し、他の利用者に提供(閲覧)できることがある。公民館活動などで行った成果物は、きちんと保存し再活用されないのである。

[発災時(災害発生時)]
・自分の身の安全、家族の身の安全、居住する近隣の安全が第一。
・勤務時間中であれば、1)利用者の安全確保、2)職員の安全確保
 – 地震の場合、静まるまで、現状維持。
 – 風水害の場合は、すみやかに避難。

[発災後]
・可能であれば図書館に出勤。
・図書館の状態の把握。
・図書館の状態を館長、教育委員会、役場等に連絡。

ここから
・図書館が地域における「住民のための災害情報拠点」としての機能を発揮する

災害情報の把握(収集、整理、提供)
 被害状況
 道路状況
 けが人状況
 医療機関状況
 避難場所状況
 災害ボランティア状況
 救援物資状況
などを収集し、整理し、ウェブサイトなどを通じて公開する機能を、図書館が持ってはどうだろうか?

すでに、災害ボランティアや救援物資の配布などについては、行政や社会福祉協議会などが対応することになっていますが、防災訓練などを通じて感じるのは、[その時、情報が溢れて収集がつかなくなる]のです。そうした際に、常日頃から情報の専門家としてのスキルを持っている図書館職員が出向いて対応することもありますし、図書館という機能を使って対応することもできるのではないかと思うのです。
例えば、9.11のニューヨーク公共図書館のウェブサイトなどは、エポックメイキングな出来事です。特に「かゆいところに手が届く」的な情報の提供は、地域の情報拠点である図書館ならでは...の仕事だと思っているのです。

災害に強い図書館は、災害時に強い地域をつくるための情報拠点でもあるべきだと...そう、考えているのです。
未来スタイルの図書館は、[図書館]から[地域の情報拠点]、そして[地域の情報通信センター]というイメージがあるのです...。
by lib-yamanakako | 2006-01-22 13:35 | Discover図書館法