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山中湖情報創造館 指定管理者による日々の記録です。


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山中湖情報創造館
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山中湖情報創造館
The YAMANAKAKO Library for The People's Creativity.
開館時間: 09:30-19:00

休館日
元 旦 : 1/ 1 (金)
月末休館日:1/29 (金)

山中湖情報創造館 公式
〒401-0502
山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
Tel. 0555-20-2727
Fax. 0555-62-4000

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指定管理者時代の図書館経営モデル

先日、とある保育園の指定管理者制度の例を元に、「指定管理者制度...活用法」で「指定管理者による市民ガバナンス」を書いてみた...が、図書館ではないので、ちょっと判りにくかったかもしれない。
そこで、今考えうる「指定管理者時代の図書館経営モデル」を書き表してみた。
指定管理者時代の図書館経営モデル_a0029259_836777.jpg

順をおって、図を解説してみたい。

  1. 行政は公費を使って、「公の施設」である[図書館]を設置します。
  2. 行政は、この「公の施設」の指定管理者を公募。
  3. 応募するNPOは、図書館経営のスキルを持った人材を雇用条件を提示してスカウトします。
  4. NPOが指定管理者に指定された後、事業部として人材を雇用し、現場に配置します。
  5. 事業部チームは、[事業部長=図書館長]の元、ミッションを遂行します。
  6. ミッションは、利用者に対する公共サービスである図書館サービスを提供すること
  7. 図書館サービスを、NPOの会員/非会員を問わず、利用者に提供。
  8. 利用者からのクレームや評価などを、NPOが受け、現場である事業部の改善を指示します。
  9. NPOは企業と違い、ミッションによっては支援者からの資金提供などのファンドレイズを行うことができます。
  10. 現場である図書館によっては、収入を得る事業も不可能ではない。

...と以上が、指定管理者時代の図書館経営モデルである。
必要なことは、スキルを持ったプロを、相応の条件でスカウトすることが、ミッションの成功に繋がる。
しかも、注意すべきポイントとして、[指定管理者としての協定期間を超えた雇用はできない]ことが、このモデルのベースである。終身雇用、永久就職はない。

※...ただ、これだけのモデルでは人材の育成はできない。
※人材育成のためには、ここにインターンシップを加える必要がある。
 授業料を払ってでも、そこで実習を受けたい...と思えるだけの職場であり、プログラムの提供ができなければ...インターンシップすらも、成立しないことは..言うまでもない。
by lib-yamanakako | 2006-02-14 22:15 | 図書館ビジネス