山中湖情報創造館 指定管理者による日々の記録です。


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山中湖情報創造館
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山中湖情報創造館
The YAMANAKAKO Library for The People's Creativity.
開館時間: 09:30-19:00

休館日
元 旦 : 1/ 1 (金)
月末休館日:1/29 (金)

山中湖情報創造館 公式
〒401-0502
山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
Tel. 0555-20-2727
Fax. 0555-62-4000

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10年後にレファレンスサービスは本当に有効か?

コメントにもいただいたので、丸山が考えていることをポツポツと書いてみます。

まず、「10年後にレファレンスサービスは本当に有効か?」といえば、もちろん有効ですね。ただ、その質/方法などは、どんどん変化してくると思います。

まず、どうして司書(ライブラリアン)という専門職が必要なのか...を考えれば、おのずと答えがでてきます。司書の職能としてはいくつもあると思うのですが、ライブラリアンということであれば、

・様々な資料を検索可能にする技術を持っている。
・その技術を使って、レファレンスサービスを行う。



ことだととらえています。資料組織論で培ったノウハウ、十進分類(NDC)、件名標目、目録カード、目録カード引き出しなどなど、コンピュータがなくても、数百万冊の蔵書の中から、必要な資料を探し出す技術がありました。そしてその技術を実際の図書に適用できる技能を持っている専門職がライブラリアンであり、その技能を使ったサービスがレファレンスサービスだと思っています。
 そして、コンピュータが登場し、OPACとMARCによって、“図書館内におけるライブラリアンの仕事は奪われた”のです。楽になったのではありません。ここを勘違いしないようにすることが重要です。本と一緒に書誌データ(MARC)も購入し、図書館システム(OPAC)に落とし込みすれば、ライブラリアンでなくても、図書館資料ならば検索可能になってしまったのです。
 さて、では今後のライブラリアンの専門性はどこに活用したらよいのか...ということになります。次の10年に必要なのは、図書館内の資料だけではない。ということになると考えています。政府のIT戦略本部による、「IT政策パッケージ2005」によれば、『地域の情報拠点としての図書館のありかたの検討』と『司書の能力向上』が盛り込まれています。つまり、『図書館内の本だけでなく地域の情報を取り扱うためにライブラリアンの能力向上が必要』となります。地域の情報は、MARCとして買う事はできません。ライブラリアンが足で集めなければなりませんし、本には有効なOPACも、地域の情報が扱えるOPACシステムでなければなりません。

 ということで
・図書館資料だけでなく地域の情報を検索可能にする技術をもっている
・その技術をもって、地域の情報サービス(レファレンス)ができる
新しいライブラリアン像を描き、そのためのトレーニングが必要となると考えています。ですから現在の司書課程の授業では、ちょっと足りないかもしれませんね。

 コンピュータ、インターネット、検索エンジンなどの登場で、「調べる技能」は普通の人でも身につけることができますが、地域=図書館の外の世界を検索可能にすること...が、今後10年のレファレンスサービスのテーマになると考えています。

 タイトルに戻りますが、「10年後にレファレンスサービスは本当に有効か?」に対するこたえとしては、「有効です。ただし図書館から地域が対象となりますよ」となります。

「ライブラリアンがいると、その地域全体がレファレンス可能になる」

ということで、いかがでしょうか。
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by lib-yamanakako | 2005-06-22 07:00 | 私見